それでも遊び足りないあたしに、 「じゃあ、あちらに行ってみますか?」 ヤナギが最終的に指差した場所は……。 『いってらっしゃ~い』 笑顔のお姉さんに手を振られ、暗闇に足を進める。 「ね、ねぇ……べ、別に怖いんじゃないよ!! 怖いんじゃないけど…逸れちゃヤだから、手は離さないでね!!」 「はい」 笑いながら返事をするヤナギ。 ―――出来るだけ避けた、お化け屋敷。 バレちゃったのはしょうがない!! この立派なレディに、“苦手”な物なんてな――