「放せっつってんだろ!!!」 ――ッ!!!?? 震えた。 訳分かんないけど、震えた。 もうチビる所じゃない。 ハヤトが……怒鳴ってる。 そして、震えたのはそれだけじゃなくて、 「……ヤダ」 この女の体温。 冷たい。 この世の物じゃないんじゃないかってくらい、冷たい。 ……すぐに分かった。 どんなにバカなあたしでも。 この2人は……何かある。 「ふざけてんじゃねぇ!!! いい加減放せ!」 ――怖い。 さっきとはまた違う、怖さ。