早く眠りについて、何も考えたくない。 「姫様、お着替えが終わり次第、お呼び下さい」 ヤナギが部屋から出ると、あたしは着物を脱ぎ、パジャマに着替える。 なんでだろ? ショウゴ達の声と、笑顔をみたい。 今すぐ、会いたい。 「……ヤナギ、入って来てもいいよ」 「失礼します」 ねぇ、ヤナギ。 聞いて欲しい。 皆の事、聞いて欲しい。 布団を手際良く敷くヤナギに、思い切って声を掛けた。 「ね、ねぇ!」 「はい、なんでしょう」 ヤナギは布団を敷く手を止め、あたしを見る。