どうやら、少し早く寝過ぎてしまったらしい。 携帯を開いてみると……午前二時。 「……もう、寝むれないな……」 別荘の中は凄く静かだ。 全員が別々の部屋で眠っている所為か、いびきも聞えない。 思えば久しぶりだな、こんなにも静かな時間は。 優実達と出会ってから、静かな時間なんて殆ど無かった。 気がつけば常に一緒に居て、騒いで、遊んで……一人居る事なんてまず無い日々だった。 だからかな……どうにも、落ち着かない。