side:登駕 「登駕ぁ、真尋さん今日来ないわけ?」 あたたかな昼休み。屋上で弁当をつついていたら逞磨が飛び付いてきた。 「あつっくるしいな!アイツにも色々あんだろ」 「とかいいつつ中庭できゃぴきゃぴしてるのは見てるけどね」 「はぁっ?!」 ガタ、と立ち上がる。フェンスの下を指差す逞磨に従うと…あ…。 「真尋……か」 「あれ?反応薄い」 ――違う、逞磨。 無性になんか落ち着かねえよ。