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「晃子、おはよう。」




教室に入るとクラスメイトが
一斉に声をかけてくる。
憂鬱な一日の始まり。




ここは私の通う黄燐学院中等部。
ここら辺では一番の進学校。
私は学力面で見るとその中の
最も底辺に位置している。




この閉鎖的な学院内で
生き残る方法は2つ。
賢くあるか人気者であるか。




私はもちろん後者となり
そして生き残ってきた。
そう、学校という恐ろしい
コミュニティの中で。




人気者ランクで言えば私は
間違いなく特上ランク。
馬鹿だけど人気者。
それが私のステータス。




漫然と時間だけは流れ
あっという間に昼休みの
開始を告げるチャイムが
鳴っているのが聞こえた。




「一緒にご飯食べよう!」
振り返ると満里奈がいた。