「 俺と聖弥、1文字違いだぞ? 」 「 えー?気にしないよ 」 あたしがヘラッと笑うと 「 ったく・・・ 」 呆れたように、溜息をついて 小さく笑った。 腕の中で眠る子供と 親になったあたし達と。 不安はまだまだあるし それはあたしだけじゃないと思う。 けど、この人となら 何でもできる気がする。