「生きてたのね…!
良かった、良かった!!」
何度も良かったと言い
サラの頭を撫でる
子供達は王子に近寄り
足にしがみつく
王子はしゃがんで優しく
子供達の頭を撫でた
「・・あなた方傷を負ったと聞いて
でも何もできずに・・」
「あたしは大丈夫
話すと長いのよ」
「とりあえず
家の中に入って。
少し散らかってるけど」
そうして移動し
リビングの机に腰かける
サラと王子とマリア
「子供達、増えたのね」
「サラが行ってからも
孤児を引き取り続けてね
大変だったけど子供達の笑顔を見てたら
何でも乗り越えられたわ」
「そう…。知らなかった
力になれなくてごめんなさい」
「大丈夫だって!
王子から寄付金を貰ったし
今は前よりも過ごしやすくなってる
本当にありがとうございます王子」
「いえ。僕は何も分かっていませんでした
気づいたのも最近で…すみません。」
「2人とも謝ってばかりじゃない!
やめましょ。ね?」
「「はい」」
「マリアー!
この子が泣き止まないの」
先ほどの女の子が
1人の幼い子供を抱えて
やって来た


