人魚姫の嘘




「行こうサラ、」


王子が優しく手をとり
家に向かう


「!!・・だれか来たよ!!」

「ホントだ!だれ?」

「私しらないニカもショーンもしらない?」

「「うん」」

「じゃあマリアよぼー!」


1人の女の子が
家の中に入っていき


サラと王子は残された子供達に
凝視され、動けずにいた


すると、すぐ扉が開いて
先ほどの女の子と女性が出てきた


「しらない人が、」


「誰かしら…っ!!
……サラ……!!
王子まで!」



「…マリア…」



サラは思い切り走り
マリアに飛び付いた


マリアは躊躇いがちに
腕をゆっくりとサラの背中に回す


「ほ…本当に、、、サラ?」


「ええ……ええ!
サラよ」



マリアの瞳から
涙が流れるのと同時に
ギュッとサラを抱きしめた