人魚姫の嘘





「…あの花びら、届くかしら…」


「ああ、きっとな」



王子はしゃがんで
サラの隣に座る

サラは王子の肩に頭をコツっとおく


口を開いたのは王子


「…なあ毎年ここに来よう。
何故、俺達が生きていられるのか
何故、幸せでいられるのか
忘れないために…。」


「・・ええ、来ましょう」