人魚姫の嘘








――ある日



ある老いた男が刑務所を訪れた

「自首しに来た。オレは昔人を殺し
幼い少女に罪を擦り付け
逃げた。」


数年前の男女殺害事件の犯人は、当時
8歳の少女とされていた

殺された女の娘であり
住人によると少女は虐待を受けており
7歳には家から出されたとの事


死因は拳銃による出血死。
男女共に複数回撃たれた模様。


凶器である拳銃には
少女の指紋が検出された


その後、少女は町外れの教会で目撃
しかし逃亡して行方不明となっていた


そして今、この未解決事件に
終止符がうたれ、男は
己の命が朽ちるまで牢獄からは
出ることが許されないのであった