土「…………“ばつげぇむ”って何だ?」



沖「あーあー。雪ったら勝手に言っちゃうんですもん……もっと土方さんを騙し弄めたかったです!」




雪「土方を弄めるのは構わない……ですが、私を使うのは止めて下さい。被害に遭うのは土方だけで十分です」




土「十分じゃねぇぇぇぇ!!ふざけんな!俺に説明しやがれ!」



喚く土方にやれやれと今に至るまでの説明をしてやった……



こういう説明とかが省略出来るから、小説は便利だと改めて思う今日この頃。




土「…………そういう事か。全く紛らわしい真似しやがって!」



雪「お前が勝手に勘違いしただけだろ。怒鳴られて、こっちは迷惑だっての」



沖「同じく♪」



土「…………それはいいとして、お前等何時まで手繋いでんだ。」


土方の言う通り、雪と沖田は未だに手を繋いだまんまだった。


雪が離そうとするも沖田が無言の圧力を掛けるのだ。

そして逆に握る手を強めるのだ。