【完】優しい彼の温もりに包まれて

「あっ、瑠夏。何処でバイトしてんの?」


「えっ?あぁ…学校の近くの喫茶店」


喫茶店って近くであそこにしかない


俺も何回か行ったことがある


「そっか。俺、ちょっとリビングに行ってくるからその間に着替えとけ」


瑠夏は小さく頷いていた


「丈瑠、おはよ。瑠夏ちゃんは?」


「母さん、おはよ。今、着替えてるよ」


「そう。あっ、沙穂の迎えは私が行くから」


母さんが沙穂を迎えに行くって珍しいな


「そのかわり、バイト帰りの瑠夏ちゃんを迎えに行きなさい」


…そういうことか。


母さんと少し話してまた部屋に戻る


「着替えたかー?」


「うん。あたし沙穂ちゃんのとこ行ってくる」


瑠夏が沙穂のところに行ってる間に俺も着替える