「さてと!僕はガートショコラでも食べようかな。」
「凱、さっきも食べていましたし。本当に糖尿病になりますよ!」
「僕はならないから平気さ~!」
凱はそう言って再び人混みの中に消えてしまった。
「また、行っちゃった。……キャッ!」
(転んじゃう!!)
いきなり後ろの人にぶつかり転ぶと思った私は目をギュッとつむった。
だがいつになっても床にぶつかる感触がしない。
その変わり何かに支えられている気がして恐る恐る目を開けると腰に手が回されていた。
「凱、さっきも食べていましたし。本当に糖尿病になりますよ!」
「僕はならないから平気さ~!」
凱はそう言って再び人混みの中に消えてしまった。
「また、行っちゃった。……キャッ!」
(転んじゃう!!)
いきなり後ろの人にぶつかり転ぶと思った私は目をギュッとつむった。
だがいつになっても床にぶつかる感触がしない。
その変わり何かに支えられている気がして恐る恐る目を開けると腰に手が回されていた。


