そして大晦日。



なぜか祥太郎先輩の家で年越しゲーム大会。



「卑怯じゃね!?」

「作戦だっつーの。まだまだ青いな、倉市」



なんでリオ君がいるの…。



しかもあのカワイイ人は誰!?



祥太郎先輩の彼女…?



「はい、あ~ん」

「あ~ん」

「おいしい?」

「カオルさんが食べさせてくれるならなんでもおいしいよ」

「流星~!!大好きぃ!!」



流星先輩の彼女さん、いったいいくつ…?



しーちゃんとソファーで静かにその光景を見てる。



「ユナ…」

「やっぱり話が違うよね?」

「ユナも?真昼君も一緒に年越そうって…」

「「こういうことだったんだね…」」



まぁみんなでワイワイは楽しいからいいんだけど…。



ふたりだけだと思ってたぁ~…。



「ユナ、おいで」

「どうしたの?」

「ヒマそうだから」

「楽しいよ」

「じゃあいいや。飲む!!」



悠ちゃんっていつもこんなことしてたのかな?