私は渓をこれでもかって位に睨みつけた 私に触れようとする 渓の大きな手 それを私は思いっきり振り払った 「触んないで! 今すぐ出てけ!」 「茜っ。」 だから男は嫌いだ 勝手に付きまとって 勝手に去って行く そして何よりも 渓の切なそうな表情が 許せなかった 胸が苦しくて苦しくて 倒れてしまいそうだった