日曜の朝。
今日は光弘とスケートに行く約束をしている。
光弘はファミレスでバイトをしているので、普段あまりデートは出来ない。
今日は久しぶりに、と光弘が休みを取ってくれたのだ。
しかし、朋香の心は沈んでいた。
言いようのない不安感。
鬱々とした気持ち。
そして、左手首の傷痕…。
昨夜の記憶がないのだ。
「また…やっちゃったか…」
左手首に包帯を巻きながら、朋香は呟いた。
昨日、土曜日は、来週提出のレポートを家で仕上げていた。
天気が悪かったせいか、気分が良くなかった。
就寝前の薬を5錠飲んだところまでは覚えている。
今日がデートだったので、21時には布団に入った。
なのに、眠った感じがしない。
昨日の気だるさが残っている。
手首が斬れているという事は、夜中に起きて自分で斬った以外に他ならない。
今日は光弘とスケートに行く約束をしている。
光弘はファミレスでバイトをしているので、普段あまりデートは出来ない。
今日は久しぶりに、と光弘が休みを取ってくれたのだ。
しかし、朋香の心は沈んでいた。
言いようのない不安感。
鬱々とした気持ち。
そして、左手首の傷痕…。
昨夜の記憶がないのだ。
「また…やっちゃったか…」
左手首に包帯を巻きながら、朋香は呟いた。
昨日、土曜日は、来週提出のレポートを家で仕上げていた。
天気が悪かったせいか、気分が良くなかった。
就寝前の薬を5錠飲んだところまでは覚えている。
今日がデートだったので、21時には布団に入った。
なのに、眠った感じがしない。
昨日の気だるさが残っている。
手首が斬れているという事は、夜中に起きて自分で斬った以外に他ならない。


