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職員室に用があるからと去って行った飛鳥井を見送ってから、千晴は頼から話を聞いていた。
「それじゃあ徒野くんが頼に図書委員長のフリをしてくれって言ったの?」
「うん」
「でも、それなら、…私に言ってくれたら良かったのに」
「……」
「……」
「チハルじゃ頼りない、とかだったりして」
「たしかに」
「あ、そこ納得しちゃうんだ」
夕吉が千晴(仮にも図書委員の)に何も言わないことに関しては深く考えないようにする。
千晴にとっては、とても寂しいことだ。
寂しいことではあっても、この現状が今の千晴と夕吉の距離だから。
職員室に用があるからと去って行った飛鳥井を見送ってから、千晴は頼から話を聞いていた。
「それじゃあ徒野くんが頼に図書委員長のフリをしてくれって言ったの?」
「うん」
「でも、それなら、…私に言ってくれたら良かったのに」
「……」
「……」
「チハルじゃ頼りない、とかだったりして」
「たしかに」
「あ、そこ納得しちゃうんだ」
夕吉が千晴(仮にも図書委員の)に何も言わないことに関しては深く考えないようにする。
千晴にとっては、とても寂しいことだ。
寂しいことではあっても、この現状が今の千晴と夕吉の距離だから。


