それゆけ、図書委員長が参ります!

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 放課後。

 女子トイレにて、二人の女子が鏡の前で会話をしていた。



「あ、そういえば新しくC組の担任なった先生見た!?」

「ううん、まだだけど…名前なんだっけ?」

「飛鳥井先生だよ!それがすごいイケメンらしくて、私も昼休憩に友人と職員室に行ってみたんだけど………」

「何?不細工だった?」

「逆よ!逆!どうせ噂だからと思って半信半疑だったけど、それが想像を裏切る絶世の美男よ!」

「な、そんなオーバーな…でもそんなに言うなら興味あるかも。今から行ってみようかな」

「私も行くわ!」


 こうして勢いよく楽しげにトイレから出て廊下に出ていく足音。


 静まりかえった女子トイレから、ギィィ…と不気味な、トイレの個室ドアが開く音がする。




「いいこと聞いちゃった!これで徒野くんに話すネタが増えたぞ」

 ぬっと現れたのは、なんちゃってお騒がせトラブルメーカー千晴であった。