それゆけ、図書委員長が参ります!

−−−−−−−−…

 一方、
 お前が悩みの種だと夕吉に言われた千晴は、何故だかその言葉を思い出しては照れたりにやけたりしながらコンビニのスイーツコーナーを徘徊していた。


 帰宅途中にあるコンビニは小腹が空いた時には聖地となる。

 コンビニが便利というのは正真正銘、真実である。


 (結局、夕吉くんトイレに行ったまま帰ってこなかったなあ…)

 少々夕吉の胃腸を心配しながらも、視線は棚に並ぶきらきらふわふわとしたコンビニスイーツ達に向けられていた。


 とろ〜りお口の中でとろけるプリン、ラズベリーやブルーベリーなど甘酸っぱいドライフルーツのクレープ、新商品の抹茶ロール…。

 (…あ、大学芋みっけ……)

 ふと目に留まった大学芋のパックに衝動的に手を伸ばす…、


「「あ、」」

 そして重なる手と手。


 え、何なのこの運命の出会いお決まりパターンみたいな展開は!

 千晴は、びくびく怯えながら非常に緩やかな動作で視線を上げた。

 相手も相手でギギギ…と、ぎこちない機械的な動きで視線を上げた。

 交錯する目と目。


 そして、

「九十九さん?」
「近衛さん?」


 ある意味、運命的な出会い(再会)は果たされたのであった。