旧校舎に向かうのは、生徒会長である吾平に頼まれた番長退治の件だ。 それなりに考えて夕吉は、まず様子を見に旧校舎に忍び込もうと考えていた。 そして何故か夕吉は、自分でも訳がわからないまま千晴を巻き込もうとしてしまったのだ。 事情を打ち明け手伝わせようとしたのだろうか? 暫し考えてから夕吉はきっぱり結論づける。 「これは生徒会長のせいだな」 きっぱり他人のせいにする。 なんだかんだで自分を含めた人間関係について考えるのは、夕吉にとって非常に面倒くさいことだった。