氷の姫君

「こっちへおいで。」

月華が手をのばすとペルルは警戒した。

「グルルっ」

「怖くないよ?さあ傷を癒してあげる」

そう言って月華は近づかずペルルの傷を癒した。

「キュウ?」

ペルルは驚いて自分の体を見渡した。

「さあ行きなさい。」

そう言って月華は屋敷に戻っていった。