氷の姫君

「よくお似合いですよ」

「あの,ありがとう」

はにかみながら月華はメルフェにお礼を言った。

「白い着物に合うように髪飾りは派手な色合いにしたけど良かった?」

「うん!!」

メルフェが敬語をやめてくれた!!距離が縮まった気がして嬉しかった。