「さあ。出来たわよ!」

そういわれて眼を開けると驚いた。

これは本当に私?

それは綺麗に髪が結い上げられ白い花をあしらった髪型で、白い美しいドレスに身をまとった私がいた。

「凄い綺麗よ月華。」

そういって微笑んでくれた。

そんなメルフェの優しさに思わず泣きそうになる。

「ありがとう・・・」

そんな会話をしていると部屋にダルジェが入って来た。