言うだけのことはあった、早い。 まさか夏川から見習いたいという言葉が浮上するとは思ってもなかった。 一分はすぎたが、もう終わったらしく得意げに俺にパソコンを見せてきた。 どうだー、と得意げ。 バカだろうと感じたのは身のうちのみ。 まさか監禁中にパソコンやりたいとはおかしいにもほどがあるが……たまにはいいか。 「ご褒美でもあげましょうかねぇ、何がよろしいですか?」