「反応かわいいんでしょー?」


「なっ、アホ!!」


自覚してる。
莉桜の話になると頬があつい。赤い。


「へぇー…見守りたいけどな…」


急に遠い窓ガラスを見つめながら呟く蕾美。


莉桜はわかっているのかわからないが蕾美はただひとりの個室。


「悪いのか…?」


従っていいとはいえない病状。


「うん……」