「嘘ですごめんなさい」 「勝手に言ってろ。あ…放課後残りでやるぞ?仕事」 「……廃棄本処理?」 恐る恐る聞くと「ビンゴ」と聞きたくない正解。 図書室にあるあまり読まれてない古い廃棄本を処理するのはあたしと流星の仕事だ。力も使うしなかなかに面倒なんだよね…… 「うー…今日で終わる?」 年末の廃棄は初めてだったしなんだかんだで3日かかったのだ。 「多分、明日まで」