何しろ部員が榊原莉桜―…わたしだけになってしまったので。生徒会の規約により今年から廃部だ。 星がもともと好きで、文化祭くらいしか活動がなかったけど、部活熱心だったわたし。 部活がなくなり、やりがいも何も感じなくなったわたしは……。 ローファーを脱いでひんやりした校舎の階段をどんどんと上がって。 ガラッ―― 「失礼しまー…す」 【図書室】 ――…此処。 毎朝校門が開く時間に来て、本を借りて返してを繰り返すのが日課になっている。