は? こいつ意味分かってんの? 「じゃぁ、俺が楓と同部屋でも良いってこと?」 「うんッ、良いよ♪」 無邪気に笑う。 何それ...... 葵という大切な人がいるから、俺なんか眼中に無いってこと? ムカつく。 俺の表情を見つつも、由樹は。 「じゃぁ、決定ということで♪」 「俺が楓とっモガモガ......」 凌が何か言おうとしたが、由樹が口を押さえる。 「なぁーッ、俺腹減ったーー!!」 陽斗が決まったなら飯食いに行こうと聞かないから、ホテルの食堂へ行く。