「そろそろ、暗くなってきたしホテルに行こうか?」 由樹の言葉で、一旦海水で汚れた体をシャワー室で洗う。 着替え終え、他のみんなを待つ。 「玲王、楓の水着姿どうだったか?」 葵がニヤニヤしながら聞いてきた。 そんなに自慢したいんだ? 俺が、楓好きだって知ってるくせに? ウザ......。 そう思う気持ちが出てきた。 「別に」 まだ話している葵をシカトして、葵の顔から目を背けた。 すると、楓が出てきたみたいで葵は楓の元へ行った。 関係ねぇけど。 全員揃ったところで、ホテルへと向かった。