その日はとてもクリアーな空模様で、遊園地デートには、もってこいの日でありました。
さんさんとした太陽、心地よい風、そして大好きな人とこうやって側に…


…いれない日でした(ToT)

「さあ、美由紀ちゃん。この門をくぐった先が、本日、鬼ゴッコの舞台になる『木漏れ日遊園地』だよ~。

鬼ゴッコの開始は、門をくぐった直後から。終了は、この遊園地の目玉、『大観覧車』がライトアップされるまで。以上!

じゃあ、先に行くぜ!」

「ちょっと!入場の時ぐらい、一緒でも良いじゃない!待ちなさいよ!」

「はいっ、待ちますよぉ~っ!(くるっ!)」


\(☆o)☆(∀゜ノ)ノ


「ひ、卑怯者~っ!振り向きざまにキスなんてっ(>_<)」

「おっと失礼。呼ばれて振り向いたら偶然に。でも、もちろんこれもカウントされますからね~っ( ̄∀ ̄)」

-こっ、コ・イ・ツゥ~
(;`皿´)-

「…あと、一回キスを奪った後は、十分程度鬼さんは、その場で休憩しますので、その間に逃げて下さいな。」