「わっ、忘れている事?…ああ、そうか忘れてた。俺、まだ手を合わせてなかったな!
…手と手を合わせて、いただきま~すっ!
人(∇≦)=3=3」

「違わ~いっ、この馬鹿冬馬あっ!手と手のしわを合わせて、南無ぅ~っ!
(;`д)人ー☆バキッ!」



「…痛ってえなあ、美由紀。俺達、付き合ってもう、一ヶ月だぜ?キスやハグだけじゃ、物足んねえよ。」

「でもまだ私達、十七歳よ。」

「俺の親戚の姉ちゃん、丁度十七の時に赤ちゃん産んだぞ?早いも遅いも、その人次第だろ?」

「そうは言っても女の子は、やっぱり慎重な生き物なのよ!それに心の準備って物が…」

「成る程成る程。心の準備か。そうか、心の準備ねえ…」

そして冬馬は、手を口に当てて天井を見つめ、何やら考え出したのだが、はぁ~あ。コイツがこういう状態になった時っていつも、絶対とんでもない事しか思いつかないのよね(-_-#)