軽穂はあたしの後ろから歩いてきてるから、楊杞は見えてない。 少し離れたところにいる楊杞は玲にも気付いてないみたい。 「今日は楊杞と一緒じゃなかったのか?」 鋭い目で玲を見ながら言う。 「楊杞は………」 あっち、と指差す。