星の哀歌

「光星くん……ありがとう」

「なんで……」

光星くんは眉を寄せた顔でアタシをじっと見つめていた

「え?」

「なんで、こんな遅くにひとりで歩いてるんだよ! 危ないだろ!?」

アタシの肩を掴み、光星くんは切羽詰まったような声を荒らげた

「さ、さっきまでは友達と一緒にいたんだよ? 別れたばっかりだったの……」

びっくりして声が震えた

光星くんはまだなにか言いたそうにしていたけど、怖がっているアタシを見てあきらめたみたいに大きなため息をついた