やっぱり、彼女は汚れてなくて綺麗だった。



反面、私は汚い汚れすぎた人間だということを知らされた。



だから、私は変わりたいと思った。



変わって彼女のように綺麗になりたいと-----。



「桜ー。今度俺にもお弁当作って来てくれないか?」



だから、私はこの恋を実らせることを花蓮と誓った。



「じゃぁ、明日作ってきますね」




「ん、じゃぁ、今日は桜から貰えば??」



少し、意地悪そうな顔をして花蓮は言った。