「里沙様?…里沙様っっ!」 「はいっ!……な、なに?」 完全に意識飛んでた。 「手が止まっておりますよ。手元を見てみてください」 ん? あああっっ! 花がぐちゃぐちゃにいけられてる 「ごめんなさい、マツさん」 お花もごめんなさい。 「考え事ですか?」 「ま、まぁ…」 考え事というか、思い出していたというか。