――――――――――… 授業もすべて終わり、みんな帰宅をする。 「奈々!ばいばいっ♪」 「バイバーイ!」 あたしは隣のクラスに向かう。 たまには春輝が迎えに来てくれたっていいのに…。 「春輝ぃ!帰りカラオケ行かない~?」 「春輝がいないとつまんないしぃ。」 ギャルっぽい子が春輝の腕に絡みつきながら上目使いで話している。 ズキン… 今日は、この子たちと遊ぶのかな… あたしはトボトボと歩きながら家に向かった。