「せ…先生?」 …先生!? その声に ぼやけていた僕の視界は次第に鮮明になっていく。 ここは教室? 夢…? 僕は眠ってしまっていたのか? でも… 確かに僕の腕の中には… 「小野先生」 もう一度、先程の声。 今度ははっきりと聞こえる。 僕は一気に現実に引き戻されて 恐る恐る視線を自分の下に向けると、 腕の中で僕を見上げるのは… ふっ、藤岡!?