サービスカウンターに着けば、椙村くんはすでにプリを二分割していた。 『椙村くん…速いよ』 「俺的にはゆっくり歩いたけど?」 『歩幅が広いもん!』 「脚の長さ違ぇもん。当たり前だろ」 むぅぅぅぅぅぅぅ~~~~~~… あー言えばこー言う。 私、口喧嘩弱いの!!反論出来ないじゃんっ!! 一人で唸っていると、椙村くんが私を呼んだ。