大人の食べ物かぁとブツブツ考える。 階段を降りて1階に辿りつく頃には、私の中で1件のお店が候補にあがっていた。 「お寿司なんてどう?」 「あっ、いいねぇ」 互いにニンマリ笑うと、忘年会や新年会でいきつけのお店へ向かう。 夜はそこそこの値段がするそのお店。 だけどランチだと意外と安かったりする。 昼からお寿司なんて贅沢なんだけど、たまにはいいかと。 サラリーマンに囲まれつつ、カウンターに腰を下ろした私達。 ユキ先輩と子供さんの話や仕事の話をしていると、ガラリとドアの開く音がした。