だけど、この一言を口にしなければ。
自分の気持ちを封印する事が出来ない。
「秋山さんにも……協力してあげよっか?」
もう取り消せない。
もう後には戻れない。
キョトンとした顔がみるみる真っ赤になっていって。
口元を覆う手の間からも、その赤さが分かる。
これで確信した。
秋山さんにはやっぱり……
一途に想う人がいる事に。
「おっ、お前っ、なっ、何で」
「ん?あーっ、気付いちゃった?」
「はぁぁぁっ、マジで?」
俯いて大きな溜め息を吐きだす秋山さんに、私はちゃんと笑えているんだろうか?
どうして……

