「1,2,3……」 「何を数えてるの?」 「んーっ?」 席に着いた私達は、注文をしたうどんが来るのを待っている。 夏川さんの事を狙ってる女性社員を数えていた私は、カオリの顔を見て1つ指を折る。 「……うちって女子社員何人いたっけ?」 「え?えっとーっ、12……かな?13だったっけ?」 カオリも天井を見上げながら指折り数えていて。 ちゃんと話を逸らす事が出来た私は、少しだけホッとする。 さすがに夏川さん狙いのカオリと同じような人間が何人いるか数えてたなんて言える訳ないし。