――――来ないで欲しい……
じりじりと後退するしか出来なくて。
「エリちゃん」
「あっ、えっと……」
「ハヤトとね、秋山さん入れて4人で出掛けないかって話してたの」
「えっと……」
「大丈夫。ちゃんと秋山さんの事調べてあげるし」
「いや……それは」
歯切れの悪い返事しかしない事に、サヨさんの整った眉が潜められる。
その表情もやっぱり美人で。
どうしてなんだろう?
サヨさんとは何度も飲みに行ったりしてる。
今までこんな風に感じた事なんて1度もなかった。
放っておいて欲しい。
このまま私だけ解放して欲しい。
この場に居たくない。
なんて……

