飲み会の時に交わした秋山さんとの会話を簡単に話してみた。
サヨさんはうんうんと頷きながら聞いていて。
「でもね、絶対はないんじゃないかな?」
「ん?」
「エリちゃんの話を前から聞いてて思ったんだけど、月1回は2人で飲みに行ったりするんでしょ?」
「それは仕事を手伝うからだし、理由があるし」
「そうかなぁ?」
そう言ってビールを飲み干したサヨさんは、少しだけ首を傾げて微笑んでいて。
その表情もすごく綺麗。
あーっ、私がサヨさんだったら秋山さんだってちょっとは……
ダメだ。
どうしても有り得ないことしか考えられない。
現実逃避ってやつ?

