全員が校門に来ると、明美が、 「これは、体力を付けるために 走るんだから、ちゃんと走るように」 千夏の方を見て 「ナツ、カズ、ちゃんと走ってよね」 それを聞いて友理は、下を向いて、 クスリと笑った。 しかし佐紀は、それに気付いた千夏が、 ものすごい形相で、 友理を睨んでいるのを見た。 「じゃあ、行くよ」 皆は、いつものコースへ、走り出した。