部活~ウチらバスケ部~高校編     第1部


  「じゃあ、明日から走るから、
   お願いね」


そのような事を言ったと思うが、
少し離れている佐紀達には、
はっきりとは、聞こえなかった。

友理はと見ると、ガックリ首を落としていた

佐紀は、友理の背中をポンポンと叩き、


  「残念だったね。
   でも、走らなきゃねっ」


  「うん、わかっとう」


しかし友理は、本当に残念そうだった。



明美の声が、少し大きくなった。


  「コーチから、練習メニュー、
   もらってきたから、
   今日から、これでやるよ」


明美はボールを持って、走って行った。


  「ランニング・シュート」


ようやく、練習が始まった。