部活~ウチらバスケ部~高校編     第1部


練習が終わると、いつも、
1年生はみんな一緒に、帰っていた。

もっとも、校門を出ると、華子たちは、
車で帰ってしまうのだが。

桃子も、同じ方向に、駅があるということで
一緒に乗せてもらっていた。

佐紀達、港南のメンバーは、徒歩通学なので
歩いて帰っていた。


今日も、1年生全員集まって、
体育館から出て来た。

話題はもっぱら、今日の練習の事だった。


  「今日の先輩、怖かったぁ」


  「自分らが悪いのに、
   ありゃ完全に、八つ当たりだね」


友理は少し、ぴっこをひいていた。


  「友理、大丈夫?」


  「うん、大丈夫」


  「帰ったら、もう一度、
   冷やした方が、いいですわよ」


  「ヒドいよね。当てといて、
   知らんぷりだもんね」


  「上手いプレーヤーは、肘と膝に
   気を付けなきゃと、言われてますわよ」


  「あれ、練習じゃなく、
   試合でやればいいじゃん」


  「だよね。ナツ先輩、試合になると、
   少し、逃げるんだよね」


  「でも、あのぐらい攻めてくれると、
   いい練習には、なるよね」


  「うん。次は、
   当てられんようにするわ」