部活~ウチらバスケ部~高校編     第1部


佐紀が、コールド・スプレーを持って、
飛んできた。


  「大丈夫?、どこ?」


  「うん。ここ」


友理は、当った所を指した。

コールド・スプレーをかけていると、


  「ほらぁ、次、早くしな」


中から、千夏の声がした。


  「あっ、はい」


そう言って、友理が中に入ろうとすると、
友理の前に、華子が立った。


  「すみませーん」


そう言って、華子が、中に入って行った。

佐紀は、友理を隅に引っ張って行った。

後ろでは


  「ボーっと、してるんじゃないよ」


という声が聞こえた。


  「すみません」


という、華子の声も、聞こえてきた。

佐紀は、もう一度スプレーをかけながら


  「ちょっと、
   休んだ方がいいんじゃない?」


と言ったが


  「ううん、大丈夫。ありがとう」


そう言って、また、練習に入って行った。