佐紀達が、ランニングから帰って来た。
校門の所で、膝に手を付き、
ハアハア言っていると、
コーチが、通り過ぎた。
「こんにちはー」
コーチは、軽くうなずいただけで、
そのまま、行ってしまった。
友理も、帰って来た。
コーチの後姿を見て、
「あれっ、コーチ、帰ってまうんや」
「何が、あったんだろうね」
佐紀達が、体育館へ向かっていると、
向うから、2年生がやって来た。
「今から、走ってくるから、
自己練、やってて」
明美がそう言うと、2年生は、走って行った
「何で、今頃」
「さっきのコーチと考え併せると、
コーチに、叱られたんでしょうね」
「ハハハ、楽しようとするから、
バチが、当ったんだ」
「ハハハ、天罰や、天罰や」
佐紀達は、スカッとした気分で、
体育館に向かった。

