部活~ウチらバスケ部~高校編     第1部


1年生は、少し離れた所で、
2年生のやりとりを、聞いていた。

佐紀は、明美の言う事が、正しいと思った。

最後はスタミナで負けたことを、
2年生は、わかってないのかなと思った。


千夏「じゃあ、1年生は、走ってきな」


明美「えっ、そんな事……」


千夏「それまで、私ら、自己練してるから」


どうしても麻紀たちは、
走りたくないようだった。

なかなか、練習が始まらないので、佐紀が、


佐紀「アケさん、私たち、走って来ます」


明美「あっ、じゃあ、私も…」


佐紀「アケさんは、自己練してください。
   コースは、わかってますから」


ここで明美が、1年生の方に来ると、
余計に、話がこじれそうな気がした。


千夏「そう、そう、1年生は、
   走ってれば、いいんだよ」


その言い方に、華子はカチンときたが、
顔には、出さなかった。


華子「じゃあ、走りに行きましょうか」


佐紀「うん、行こっ」


佐紀達は、体育館を出て行った。